ベトナムのコロナウイルス感染の状況

ベトナムはさらに2つの新しいコロナウイルス(nCoV)感染症例を報告し、国内で検出されたnCoV患者の総数は12人になったと、保健省が2月6日に発表しました。

コロナウイルス、感染者は新たに2名

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コロナウイルスの新たな感染者は、武漢から帰国した23歳女性の濃厚接触者にあたる2名(女性の母親49歳、妹16歳)です。

2月4日、地元の医療機関で咳と疲労の症状を示していることから、コロナウイルス検査を実施し発見されました。

検疫のために地元の医療ステーションに運ばれ、サンプルが検査されました。国立衛生疫学研究所によるテストでは、nCoVが陽性であることが示されました。現在は、安定した健康状態にあります。

コロナウイルスで武漢から帰国した女性が感染

23歳の患者は、武漢に滞在していたため、コロナウイルスの影響でベトナムへ帰国となったグループ8人のうちの1人です。そのうち5人がウイルスに感染し、他の3人は隔離されています。

ベトナム人8人は、日本プラスト株式会社(静岡県富士市)による研修のため、武漢を訪問し1月17日に中国南方航空のCZ8315でベトナムに戻りました。

ベトナムのコロナウイルス感染症例は12件

中国人が2名(父と息子)、ベトナム人が5名(上記、武漢から帰国)、感染者の濃厚接触者が3名、ベトナム人のホテルの受付係が1名2、武漢経由でベトナムへ入国したベトナム系アメリカ人男性が1名となります。

 


鈴木 啓之(宅地建物取引士・簿記1級・英語 / 中国語)

宅地建物取引士。香港の日系最大手会計事務所を経て、ベトナムで独立創業。 ホーチミン現地で、仲間のベトナム人会計士たちと共に、日系企業をはじめ外資系企業に、不動産・会計・税務・監査と、ワンストップでサービスを提供。