, , ,

コカ・コーラはベトナム税務署から脱税のため延滞税と加算税が命じられた

コカ・コーラベトナムは、2007年から2015年度における9年間にわたり違法に税金を逃れ、脱税として延滞税および加算税の合計3,540万ドルを支払うよう命じられました。

ベトナムの税務総局副局長は、金額の57.3パーセントが加算税であり、35.2パーセントが延滞税として報告しています。その他にの罰金が加わり、合計3,540万USDもの金額となりました。

ベトナム税務局は、上記の状況の上で、コカ・コーラに対して、審査のやり直しが出来ること、法的な訴訟が可能であることを伝えています。

コカ・コーラはベトナム税務署の見解に一部同意

coca-cola

コカ・コーラの広報は、ベトナム税務局の見解に対して一部同意しているものの、税務局の結論に同意できない面がいくつもあるとした意見を述べています。しかしながら、コカ・コーラとしては、法令を遵守した事業運営を進めていく方針を示しています。

ベトナムのホーチミン税務局の関係者によると、コカ・コーラは既に罰金を支払っているものの160万ドルに過ぎないと伝えています。同部門によると、コカコーラは1994年にベトナムに進出し、2桁の成長を続けています。2011年時点で、同社は1億6250万ドルの累積損失を報告しており、法人所得税は免除されていました。その中で、ホーチミン税務局は、移転価格の疑義が生じている企業としてコカ・コーラを挙げています。